THE CREATORS FUKUOKA 2021

TALK
トークセッション2

NFTが紡ぐクリエイティブの未来

最近メディアで目にする「NFT」。あるデジタルアーティストの作品がNFTを通じて75億円で取引されたり、大手ITプラットフォームがNFT事業への参入を発表するなど、アート・ビジネス・テクノロジーなどの複数の視点から注目が集まっています。本セッションではさまざまな分野からNFTに関わる専門家が、今注目されているNFTとは一体なにか、そしてNFTがクリエイターのエコシステムにどのような影響を与えるのかを議論します。

AmPm(アムパム)

AmPm(アムパム)
クリエイティブユニット

2017年3月「Best Part of Us」でデビューした日本人二人組による覆面ユニット。デビュー曲が世界中で話題となり、同年インドネシアで開催されたSpotify主催ライブでは日本代表として出演。2018年には、ULTRA MIAMI、KOREA、JAPAN等の出演や、ニューヨークでの単独ライブを開催。自身の楽曲に加え、Afrojack、R3HAB、Nicky Romeroなど海外大物アーティストのRemixを手がけ、日本においては、ゲスの極み乙女「ぶらっくパレード」やMONKEY MAJIK「Tokyo lights」のRemix、平井堅「HOLIC」の楽曲プロデュースを行う。ダンスミュージックを軸に様々なゲストボーカリストを招き、これまで30作品以上を発表。2019年3月、彼らの活動が評価され、一般社団法人デジタルメディア協会が主催するデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18 / 第24回AMD Award審査員特別賞を受賞。2019年6月にはV6の「All For You」をプロデュース。海外リスナーを多く抱える、今世界でもっとも注目される日本人アーティストの1組。

園部光宏(ソノベ・ミツヒロ)

園部光宏(ソノベ・ミツヒロ)
B Trans株式会社 代表取締役

NTTデータ経営研究所、デロイトトーマツコンサルティング等を経て、B Trans株式会社代表取締役。「未来のトークン経済を実現する」を目標に、ブロックチェーン黎明期よりビジネス企画・コンソーシアム立ち上げに従事。国内外の様々なトークン事情に精通し、各種講演活動や寄稿多数。一般社団法人日本セキュリティトークン協会理事。

中村弘峰(ナカムラ・ヒロミネ)

中村弘峰(ナカムラ・ヒロミネ)
中村人形 四代目/人形師

1986年福岡市生まれ。福岡に工房を構える中村人形の四代目。「人形とは人の祈りを形にしたもの」を理念としている。自身に「もしも江戸時代の腕の良い人形師が現代にタイムスリップしてきたら?」という設定を課して、過去と現代にまたがる普遍的な主題を見つけ、江戸期の人形技法を応用して人形文化を未来に残すための作品を制作している。粘土の素焼きに彩色をした博多人形をルーツに持つが作品制作において技法や素材はそれだけに留めず、木、紙、布、石、金属など作品に応じて使用する。

紫竹 佑騎 (しちく・ゆうき)

紫竹 佑騎 (しちく・ゆうき)
合同会社 暗号屋 代表社員

1986年生まれ、新潟出身。新卒入社したサイバーエージェントではエンジニアとしてゲーム、フレームワーク、動画メディア等の様々なプロジェクトを担当し2017年に独立。後に福岡で仮想通貨取引所 Mr. Exchange を CTO として設立・運用し、退職後はブロックチェーン事業に特化した合同会社暗号屋を設立。医療、アート、ゲーム等の分野で複数企業のブロックチェーンプロジェクトへのテクニカルディレクションや研究開発を行なっている。著書に「Web制作者のためのGitHubの教科書」。